木林家は先祖代々の金剛杖役場で、吉田口の登山道から2合5尺の山小屋には道祖神が祀られていました。今道祖神はは富士山ミュージアムに展示されています。
2合5尺の山小屋跡地は馬返しから約1時間ちょっとの所にあります。
資材の運搬や水やトイレの問題があり、山小屋の再生は困難を極めますが、いつか山小屋を復活させて、山を登る方々にお灸やマッサージでケアをしたいと考えています。鍼は水資源がないので、衛生面から難しいと考えられますが、その点から考えるとお灸はとても優秀な治療道具と思われます。
今や2合目、3合目の山小屋はすっかりなくなってしまいました。最近は世界遺産になったということで、1合目から登る人も増えてきました。
「先祖代々受け継いできたものなので、出来れば復活させたい」と、お父様は話されていました。
登山道は自然が深くとても心地よい所です。こんなところで治療したら楽しいだろうなぁと気楽に考えていますが、ご賛同して下さる先生や一緒にふもと(馬返し)から登りたいという患者様や鍼灸師やマッサージ師の先生がいましたらお声をかけていただければと思います。